病気と付き合いながら働く

病気とうまくつきあっていけるといいですよね

病気になって仕事を辞めたい場合

"病気によって長い間療養したりすると、仕事に復帰する自信がなくなって仕事を辞めたくなる人も多いものです。
女性の場合は特に、病気のみならず出産や育児などで仕事から離れる時期があり、こういったブランクから仕事復帰が難しくなることも多いです。
身体的な病気や出産育児などで仕事を辞めた場合、その病気や育児などがひと段落すれば再び仕事に復帰することも可能です。
不安なときは自分が復帰したい職種のパートから少しずつ慣らしていって、自信をつけて正社員に昇格する人もいます。
ただ、問題なのは心身的な病気から仕事を辞めたくなる場合です。
精神的な病気などで社会的な生活が難しい場合には、障害者年金などを受給して仕事に就かなくてもいい場合もありますが、うつ病などの場合はそうはいきません。
うつ病やコミュニティ障害、パニック障害などは目に見えない障害と呼ばれ、病気で仕事にいけないときがあってもなかなか認めてはもらえません。
まして、こういった病気を持っていると話すと、職場側がいやな顔をすることも多いので、こういった病を隠して働いている人もいます。
病気を隠しているために、苦しくなっても上司や仲間につらさを訴えることもできずに、仕事を辞めたくなってしまう人が実に多いです。
こういった場合、職場側にクビ覚悟で病気を打ち明け理解してもらうか、仕事を辞めなくてはなりません。
いずれにしても心身的な病気は完治まで時間のかかることが多いので、職場側の理解が得られない場合には根気よく治療することも大切です。"